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補酵素非依存型酵素を利用したバニリン合成プロセスの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 古屋 俊樹  早稲田大学, 理工学術院, 助教
研究期間 (年度) 2013
概要香料や食品素材として有用なバニリンは、その用途からナチュラルな生産方法が望まれているが、天然のバニラビーンズから抽出できるバニリンの量は限られており、ほとんどは化学合成により生産されているのが現状である。本研究では、補酵素非依存型の酵素を利用してバイオマス資源のフェルラ酸からバニリンを合成するという、石油資源や化学合成に依存しない新しいプロセスの開発を目的とした。補酵素非依存型の脱炭酸酵素と酸化酵素を発現させた高活性細胞を開発して反応条件を詳細に検討し、バニリンの高生産が可能なことを実証した。今後は、本研究を通して律速段階となることが明らかとなった酸化酵素の高活性化を図り、さらなる高生産と実用化を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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