正常心臓および心奇形の解剖学的構造および機能理解のための3次元イメージング画像の開発研究
研究責任者 |
植田 初江 独立行政法人国立循環器病研究センター, 病院, 部長
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 循環器疾患、脳血管疾患は日本国民の死因の2位、3位を占め国民病となっている。しかし病名からは疾患のイメージはつかめず、とくに血行動態や心臓の動きがあるものはグラフィック化して動画で示すことが重要である。国立循環器病研究センターでは1983年以来3000例以上の循環器・脳血管疾患に特化した病理検体を保存しており、このコレクションは日本でも有数である。これらの典型例、希少例からグラフィック化することで医師対象から中・高校生の一般教養までを対象として広く教材に使える資料構築を目的とした。これまで正常心臓およびファロー四徴症の外観、血流の流れ、心臓弁の動きなどグラフィック化してきた。今後さらに症例を増やし、ホームページ上で順次公開していく予定である。
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