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安価で簡便な飛来・飛散塩分計測シートの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 上原子 晶久  弘前大学, 理工学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2013
概要既存のゼオライト吸着シートを利用して,塩分計測シートの開発を行った。本課題では,2つの目標があった。その一つは,既存のモルタル板に替わる塩分計測シートを見出すことである。2つ目は,橋脚の傾斜面などで物理的制約を受けずに塩分計測をできるシートを決定することである。2つの目標に応じた塩害環境を模擬した実験を行った結果,最適な塩分計測シートの種類と形状を決定することができた。その結果より,当初の目標を概ね達成することができたと自己評価している。一方で,NETIS登録など,実用化に関わる部分は,未達成であった。今後は,そのようなことを意識しながら,実際の橋梁などの構造物において産官学共同で塩分計測を実施したいと考えている。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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