1. 前のページに戻る

ハンガー反射を用いた痙性斜頚治療デバイスの開発と臨床評価

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 梶本 裕之  電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2013
概要本研究開発では頭部の任意回転軸に対するハンガー反射現象を生成し,痙性斜頸患者に対する短期的および長期的な適用により効果の確認を行うことを目標とした.通常のハンガー反射現象で見られる頭部の左右回旋に関しては,期間中に14症例に対する3ヶ月間の検証により効果を確認することができた.一方でアンケート調査ではデバイス自体に可塑性があり長期使用時に変形して効果が減退してしまう,デザインが良くない等の課題が明らかとなった.通常のハンガー反射現象とは異なる回転軸の頭部回旋に関しては,ハンガー反射現象が各回転軸に対して生じること自体は確認し,数例の適用で疾患に対する効果を確認できた.

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst