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農産加工廃棄物カボチャ種子油由来の前立腺肥大予防物質の探索と応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 高橋 公咲  北海道大学, (連合)農学研究科(研究院), 講師
研究期間 (年度) 2013
概要テストステロン5α-還元酵素阻害活性を指標とし、西洋カボチャ(Cucurbita maxima)種子由来の前立腺肥大予防物質の探索を行った。その結果、5α-還元酵素阻害活性化合物として(+)- ピノレシノールが単離された。本化合物のインビトロにおける5α-還元酵素阻害活性は、5.5 mMで40%であった。(+)-ピノレシノールが5α-還元酵素阻害活性を示すことは、本研究において初めて明らかにされた。しかし、他のフラクションにも阻害活性が認められたため、西洋カボチャには複数の阻害活性化合物の存在が推測された。また、5α-還元酵素阻害成分は、エタノールにより効果的に抽出されることが明らかとなった。本結果は、西洋カボチャ種子を健康食品として開発するうえで重要な知見となりうる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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