金箔を代替する金色様光沢膜を形成する可溶性有機物質の開発
研究責任者 |
星野 勝義 千葉大学, 大学院融合科学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 本研究開発の目標は、(1)塗膜とした場合に金色調光沢を発現する世界初の金属を含有しない有機物質を開発し、その構造を規定すること、および(2)その有機物質を用いた塗料を作製し、塗布プロセスを確立すること、の2点である。課題(2)の検討は完成度を高めるために今後もさらに継続する必要があるが、研究期間内に2つの目標をほぼ達成でき、技術移転を目指した産学共同等の研究開発ステップにつなげられる予定である。その達成の様子は、業界新聞3紙、業界雑誌及び一般PC雑誌に掲載されることとなった。今後は、産学共同による材料の製品化を進めるとともに、研究の学術的肝である金属調光沢発現機構を検討する予定である。
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