γアミノ酪酸強化食品製造のための食材選択と製造工程モニタリング技術の開発
研究責任者 |
渡部 保夫 愛媛大学, 農学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | ガンマアミノ酪酸(GABA)の製造に適した食材を選択するためと、それを用いたGABA製造の成否を判定するために、簡便なモニタリング技術を開発した。L-グルタミン酸からGABAが生成されると副産物としてCO2が発生すること、その反応がpH4.5で最適であること、そのpHではCO2の形態で溶存することから、CO2選択性隔膜式炭酸ガス電極を用いて、CO2の発生とGABAの増加の間の相関性について検討したところ、食材の形状に依存するが、それらは高い相関性を示すことを発見した。CO2の飛散を防止するため半密閉容器で温和に撹拌する条件で溶存CO2測定によりGABA製造工程をモニタリングすることができた。
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