持続可能社会の構築に貢献するSST用学習ツール・パッケージの開発
研究責任者 |
若松 昭彦 広島大学, 教育学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 本研究開発課題では、発達障害のある子どもや青年・成人に対して、対人関係やコミュニケーションの基本ルールを段階的に教えていく、ソーシャルスキルトレーニング(SST)を補完する学習ツール・パッケージの開発を行った。協力児・者への実際の試行が可能なレベルのプロトタイプの作成が開発目標であった。研究開発期間内に、タブレット端末でも動作するプロトタイプを作成することができたが、目標の全体的な達成度は7割程度であると評価される。しかしながら、福祉施設での試行等の結果、プログラムの改良に向けた多くの示唆を得ることができた。今後は、さらに大型の外部資金を獲得して、ツール・パッケージの改良を行い、実用化を目指す予定である。
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