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トマトの重要病原体トマトモザイクウイルスの発病を抑制する深紫外線LED光照射技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 松浦 昌平  広島県立総合技術研究所, 農業技術センター, 主任研究員(移行)
研究期間 (年度) 2013
概要抵抗性遺伝子打破系統のトマトモザイクウイルス(以下ToMV)は,日本をはじめ多くの国々で,トマト生産に被害を及ぼしている。今回,3種類の波長の深紫外線LEDをトマトに照射する実験により,少ない副作用で,効果的にウイルス増殖と発病を抑制できるLED波長およびその照射エネルギーを特定できた。また,ウイルス感染より前に予め照射することで,高い抑制効果が得られたことから,UV照射によるトマトへのウイルスに対する免疫誘導が作用機構として重要と考えられた。この技術は,植物工場型苗床等において,ウイルスの密度を低減し,本圃(施設)への二次感染を抑制する技術として期待される。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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