植物工場による機能性成分高含有植物の栽培可能性の追求
研究責任者 |
脇坂 博之 滋賀県東北部工業技術センター, 環境調和技術担当, 主任主査
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 植物の栽培環境を高度に制御しうる植物工場システムを用いて、塩生プルピエ中のα-リノレン酸含有量を高める栽培条件の探索、および試料からのα-リノレン酸の測定、分析条件の検討を行った。その結果、光量等の栽培条件により、株重量、α-リノレン酸含有量を高める知見を得ることができた。また、α-リノレン酸のメチルエステル化によるガスクロマトグラフ質量分析により、分析定量できる条件を見出した。本研究における塩生ロザリナ中のα-リノレン酸含有量は、目標値にはいたらなかったものの、栽培条件との相関を得られたことにより、今後目標値を達成しうる知見を得ることができた。従って、研究開発の目標を概ね達成することができた。
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