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未分化型胃がんマウスモデルを利用した新規分子標的治療薬の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 島田 周  東京医科歯科大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教
研究期間 (年度) 2013
概要発症数と死亡数が多い胃がんの中でも、未分化型胃がん(DGC)は予後が悪く、その治療方法の開発は急務である。我々は、ヒトDGCに形態学的にも分子生物学的にも類似した胃がんを発症するマウス(DCKO)と、その胃がん由来初代培養細胞株を作製した。我々は、マウス胃がん細胞株を利用して、1535種類の機能既知化合物をスクリーニングし、マウス胃がん細胞株に特異的に作用する化合物を同定することに成功した。今後は、これらの化合物をDCKOマウスに投与して、生体内での効果を評価するという前臨床試験を進めていく。また、今回確立されたin vitroとin vivoの実験系を利用して、ヒトDGCの治療を可能にする新規化合物を探索していく。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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