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超小型USB培養細胞監視装置の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 加藤 暢宏  近畿大学, 生物理工学部, 准教授
研究期間 (年度) 2013
概要生殖補助医療の高度化とコスト低減に寄与する、培養細胞の常時監視を実現する安価なデジタル倒立顕微鏡システムの開発を行った。3次元CADを高度に活用する事により、インキュベータ内に設置可能で、胚の卵割を常時監視できる性能を持った装置を開発する事ができた。無限遠補正系の顕微光学系と高解像度の撮像素子を採用する事により、高い画質を持った装置となった。対物レンズを駆動するための機構・電子回路を設計・製作する事で、制御用PCからの遠隔操作でピント調整、撮影を行う事ができた。一方で光学系の変更に伴い、装置の奥行きは若干長くなってしまったが、当初の目的であるインキュベータに内蔵する事には支障はない。実際の培養細胞の観察による評価には至らなかったが、今後早急に評価を行う。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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