研究責任者 |
橘 熊野 群馬大学, 理工学研究院, 助教
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 本研究では、環境調和型材料としては石油に依存しない「非可食バイオマス資源の利活用」と、環境中で水と二酸化炭素に分解され、環境中に蓄積しない「生分解性高分子の利用」の両立を目指し、非可食バイオマス由来の生分解性高分子の創成を検討した。バイオマス由来のモノマーとして研究責任者らが開発したオキサビシクロ骨格を有する酸無水物を用いてポリエステルの合成を行った。得られたポリエステルは市販されている生分解性高分子であるポリブチレンアジペートテレフタレート(PBAT)と同等の力学的物性を有し、さらに生分解性を有していた。
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