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天然資源成分から新規マラリア治療薬物開発を目指した抗マラリア活性化合物ライブラリーの構築

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 久保 美和  徳島文理大学, 薬学部, 講師(移行)
研究期間 (年度) 2013
概要申請者は,保有する500種類の植物抽出物から,これまで報告されている天然素材よりもはるかに強力で,マラリア原虫に対して高い選択毒性を有する数種類の植物資源を見出した。本研究開発は,その活性成分を見つけ出し,抗マラリア活性ライブラリーを構築することを目的とする。研究開発の結果,最も強力な抗マラリア活性が確認された植物資源の活性画分から3つのアルカロイド類を単離し,それらの化学構造を明らかにすることに成功した。また,あらたに4種の植物資源に強力な抗マラリア活性が認められることを見出した。今後,活性画分の精製を続け,活性化合物の化学構造を明らかにし,抗マラリア活性を詳細に調べ,新規抗マラリア剤のリード化合物候補群となる抗マラリア活性化合物ライブラリーを構築する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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