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スキンアレルギーテスト用スマートチップの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 高田 寛治  京都薬科大学, 薬学部, 教授
研究期間 (年度) 2013
概要モデル抗原としてpoly-L-arginine(ポリアルギニン)を用いて溶解性マイクロニードル・アレイ・チップを調製した。基剤にはデキストランを用いた。ポリアルギニンの接種量として61.9±4.7, 31.1±1.3, 9.3±1.9μgの3種類でもってラット背部除毛皮膚に投与し、30分間あたりの掻痒回数を測定することにより薬理学的評価を行った。positive controlであるポリアルギニン溶液の皮内注射群(10.0μg, 35.0μg, 70.0μg)と比べて、掻痒回数が5から20倍に増大した。すなわち、溶解性マイクロニードル・アレイ・チップとすることにより5~20倍もの高い感度でアレルギー反応を検出することができた。溶解性マイクロニードルは従来のプリック試験の代替法として有用なデバイスとなることが示された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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