集積化テーパーファイバーによるプラズモンセンサーの開発
研究責任者 |
山本 和広 九州大学, 先導物質化学研究所, 助教
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 本研究課題では、金属化したテーパー化光ファイバーにナノギャップ構造を設けた新規光センサーの開発を目標とした。金属コートしたテーパー化光ファイバー構造では光強度の増強が生じることを数値計算により示し、集束イオンビームおよびウェットエッチング加工による構造作製を行った。作製した構造では目標である光透過率による液体の屈折率測定には至らなかったが、課題解決のため光相互作用の増強が可能なフォトニック結晶構造の導入を行い、透過光スペクトルの測定からセンサー構造での光閉じ込め効果を確認しセンサーデバイスへの適用を検討した。
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