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廃ガラスを利用したヒートアイランド緩和放射冷却材料の製造

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 宮崎 英敏  島根大学, 総合理工学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2013
概要一般的な廃ガラス(ソーダライムガラスの廃棄物)から主にナトリウムを水熱処理により除去し、珪素原料としての再利用の可能性を探査した。廃ガラスの水熱処理により得られた処理廃ガラスおよび別途純珪素を、最適な混合比で混合し、窒素中にて焼成することにより、珪素酸窒化物を合成する事が出来た。得られた珪素酸窒化物はこれまでの報告と同様に大気の窓領域に大きな吸収を示し、優れた放射冷却能を示した。以上より、年間数百万トン排出されるガラスについて、廃棄物の削減および廃ガラス有効活用性について示唆された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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