1. 前のページに戻る

ナノポーラスガラスの室温インプリントによる光学素子の実現

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 今北 健二  神戸大学, 工学研究科, 助教
研究期間 (年度) 2013
概要無機材料の新しい微細加工技術として、ポーラスガラスのインプリントに注目し、サブマイクロスケールのインプリントの実現を目標として、研究を行った。一般的な分相性ポーラスガラスに対し、アルカリ処理、熱水処理を施すことで、従来よりもポロシティが高く、透明度の高いポーラスガラスの作製に成功し、その結果、室温大気雰囲気下のインプリントにより、100nmの回折格子構造を10nm程度の精度で転写することに成功した。紫外域から近赤外域をカバーする広い範囲で高い透過率を有することから、従来の樹脂ナノインプリントでは実現が困難であった、紫外域あるいは近赤外域用のサブ波長光学素子への応用が期待される。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst