研究責任者 |
幕田 寿典 山形大学, 大学院理工学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 本研究では中空超音波ホーンを用いたマイクロバブル発生装置の実用化に向け、開口部の形状や超音波周波数を変化させることにより、20mm以下のマイクロバブルの発生量を増加させることを試みた。その結果、開口部形状については気泡の気液界面とホーン先端との接触部長さが増加することでマイクロバブルの生成が促進された。また、マイクロバブルの発生領域を遠ざけることで発生した気泡の再合体が抑制されマイクロバブル発生量の向上に成功することに成功し、平均30mmで流量1000mL/min以上の発生が可能となった。一方、超音波周波数15kHzと19.5kHzを比較した場合、同程度の酸素溶解能力に必要な装置への投入電力が抑えられたことから周波数を下げることがマイクロバブルの発生では有功であることが明らかとなった。
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