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新規ゲノム編集法とiPSを用いたヒト臓器再生法の基礎技術開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 三戸 太郎  徳島大学, 大学院ソシオテクノサイエンス研究部, 助教
研究期間 (年度) 2013
概要ヒト臓器再生に向けた基礎技術開発のために,新規ゲノム編集法CRISPR/Casシステムによる遺伝子ノックアウトマウス作製の高効率化と,マウスiPS細胞を用いたノックアウトマウスの胚盤胞補完法の開発を目指した。マウスと,より簡便なモデルシステムであるコオロギにおいて,ノックアウト効率を向上させることができ,ノックインを含む新規の基盤技術を開発した。これにより目標の一つを達成する事ができた。一方,CRISPR/Cas法により作製したノックアウトマウスの胚盤胞にiPS(もしくはES)細胞を導入する実験システムを構築することができ,導入細胞のホストへの取り込みを確認するには至っていないもののCRISPR/Cas-胚盤胞補完法の確立にはあと一歩のところにきている。本研究により胚盤胞補完法に必要な臓器欠損モデルの作製が促進されると考えられ,今後早期にiPS細胞による補完を確認した上で,ゲノム改変iPS細胞の導入や臓器・器官作製を試みたい。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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