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ドッキングシミュレーションによる血管内皮リパーゼ(EL)阻害薬の探索研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 保多 隆裕  神戸大学, 医学部附属病院, 特命准教授
研究期間 (年度) 2013
概要本プロジェクトではドッキングシミュレーションに基づくEL阻害薬の探索を目指し、X線小角散乱(SAXS)技術による溶液中の立体構造情報とホモロジーモデリングのデータを融合させることで、ヒトELの立体構造解析を行った。統合計算化学システム(MOE)によるドッキングシミュレーションでは、これまでに約350個の候補化合物を選出した。一部をEL酵素アッセイで評価したが、IC50値で10uM以下のものはまだ見いだせていない。今後もドッキングシミュレーションとEL酵素アッセイを継続することで、EL阻害薬の探索を行う。また、これまで困難であったヒトELの結晶化にも成功しており、詳細な構造解析が可能となることでドッキングシミュレーションの精度がさらに向上することが期待される。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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