概要 | 本研究は,電流センサーを用いて太陽光発電パネルから流れ出す電流を測りながら,制御システムにこの情報をフィードバックして太陽光発電パネルの位置と向きを再調整すること,また,最大発電入射角に従って太陽光発電パネルを常に調整できる新構成の実現を目標とした。 しかし,この新構成に合う既存品がないため,まず始めに複合センサーを開発し,次に光源に向けて太陽光パネルの向きを駆動させる等の課題をクリアすることが必要であった。このため,複合センサーを用いて太陽光パネルから得られた電力を測定し,太陽光発電パネルの最大発電の光入射角度に合わせるよう太陽光発電パネルの位置を調整することにより,太陽光発電の高効率を実行したことで,最終的に発電効率を30%向上させることができた。
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