研究責任者 |
菊永 和也 独立行政法人産業技術総合研究所, その他部局等, 研究員(移行)
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 本研究では、非近接で静電気を計測する技術を確立することを目標として、ポッケルス効果を用いた光電界センサを駆使することで、その高感度な検出技術の確立を行った。そこでは1cm×1cmの帯電体を振動させることにより誘起される100Hz程度の超低周波の電界において、アンテナ構造を最適化した光電界センサを用いることで、ノイズを低減させ、対象物から5cm以上離れた位置においても超低周波電界を検出することに成功した。これにより狭領域・非近接型静電気計測技術を確立することができた。今後は、光電界センサの更なる高感度化を行うことで遠方での静電気計測技術の確立を目指す。
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