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目視で判断できる癌診断検査キットの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 木島 龍朗  山形大学, 大学院理工学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2013
概要アゾ還元酵素による色素分解をバイオマーカー検出系に組み合わせた、色の変化で判断できる癌診断用バイオマーカー検出システムの開発を行った。この検出系は癌診断においてマーカーとして重要なL-メチオニンを検出し、その結果をアゾ色素の分解(色が消える)という化学変化で知らせることを期待したもので、本研究では、反応原理の確立とその有効性の確認を目標に検討を行った。その結果、L-メチオニン量とアゾ色素の吸光度変化には相関性があることを確認し、血液サンプル等を用いた実証試験においても反応の進行(アゾ色素の分解)が確認され、癌診断検査キットとしての可能性が示唆された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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