植物由来生理活性成分の可視化を実現するMALDI-MS用マトリックスの探索
研究責任者 |
三浦 大典 九州大学, 先端融合医療レドックスナビ研究拠点, 准教授
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | MALDI-MSは極めて高感度な質量分析技術であり近年注目を集めている質量分析イメージングにおいて最も良く用いられるイオン化法であるが、既知のマトリックスで測定可能な対象物質が極めて限定的であり、かつ各マトリックスで測定可能な分子が異なる事から、低分子化合物測定への用途拡大は制限されている。本申請研究では、有用作物に含まれる生理活性成分の分布可視化を可能とするマトリックス探索を行い、高い感度で検出可能なマトリックスの探索に成功した。また、同じマトリックスを用いる事で、植物中に存在する生理活性成分の分布可視化に成功した。
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