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3T3J2細胞を用いた羊膜由来幹細胞の選択的増殖方法

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 小池 千加  富山大学, 大学院医学薬学研究部(医学), 助教
研究期間 (年度) 2013
概要羊膜由来上皮細胞および間葉系細胞は、複数分化能をもつ幹細胞としての性質を保持しており、拒 絶を起こしにくく他家移植に適していると考えられ、再生医療の細胞源として注目されている。しかしながら、幹細胞、前駆細胞、分化した細胞を含む細胞集団であることが予想されることと、in vitro での増殖能はそれほど高くないところに問題があった。放射線照射処理したマウス線維芽細胞3T3J2細 胞をフィーダー細胞として使用し、羊膜由来上皮細胞および間葉系細胞を培養した場合には7-14日後にコロニ ーが観察された。このコロニーは6か月以上、7継代以上の培養、増殖が可能であった。また、得られたコロニ ーを形成する細胞はKLf4などの幹細胞マーカーを発現していた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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