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アルツハイマー病における新規創薬ターゲット検索のための、APP細胞内ドメインの神経毒性の解析

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 中山 耕造  信州大学, 学術研究院医学系, 講師
研究期間 (年度) 2013
概要我々は、APPもNotchやDeltaと類似したシグナル伝達機構を持ち、それがアルツハイマー病(AD)の発症に関係していると考えている。APPシグナルを遮断するためにAPPの細胞内ドメイン(AICD)の核移行を阻害するという新しい観点から、ADに対する新規創薬ターゲット分子、具体的にはAICDの核移行を調節する酵素を精製し同定する予定である。現在のところ予定よりやや遅れてはいるが、マウスの脳のライセートから各種のクロマトグラフィーを行ない、部分精製に成功している。今後、更に精製を進め、マススペクトルにより同定する予定である。さらに、この酵素を同定後、データーベースの情報を用いて定法に従ってヒトのcDNAをクローニングし、酵素活性を持つリコンビナント蛋白質を得て、阻害剤のアッセイ系を確立する予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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