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視機能確保に貢献する脳神経外科手術用眼球保護モニターの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 北井 隆平  福井大学, 医学部, 准教授
研究期間 (年度) 2013
概要脳神経外科手術中、視機能悪化は眼球圧迫により視神経の虚血、手術による視神経の物理的損傷で起きる。これを防ぐために圧モニターと視神経活動の両者をモニターできる装置の開発を行った。視神経活動を記録する光刺激装置は光ファイバー織物、紙状厚の導光性弾性プラスチックの開発を行った。ファイバー織物は0.25mmの光ファイバーを縦糸に織物にすることで安定した品質のものが供給可能となった。圧センサーは紙状厚のフレキシフォースセンサーが有望であり、これは導光性弾性プラスチックとの融合が有効であることが分かった。しかしながら、圧センシング部分の複数化、一体モジュール化が必要で、患者による実証実験も必須であるが、期間中臨床使用できるほどの安定した試作品の完成は出来なかった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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