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バオバブ果実繊維高含有・低分子ポリフェノールの健康機能性の解明

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 長澤 孝志  岩手大学, 農学部, 教授
研究期間 (年度) 2013
概要アフリカ原産のバオバブ果実繊維のポリフェノールの生体吸収性の向上をはかるために、低分子化物の製造とその抗酸化性、抗糖尿病効果の検討を目的とした。メタノール抽出物のアルカリ加水分解により低分子化プロシアニジンを大量に得ることができ、これは優れた抗酸化性を示した。2型糖尿病マウスに低分子化バオバブポリフェノールを含む飼料を1か月間給与したところ、肝臓肥大の抑制、肝臓中のコレステロール含量の低下、および肝機能低下の抑制を認めた。以上より、低分子化バオバブポリフェノールは健康機能性のある安価なポリフェノール素材として他素材と差別化できたことから、素材提供企業との特許出願と関連学会における発表を行う予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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