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多剤耐性真菌制圧のための真菌の薬物排出機序の解明

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 小堂 直彦  近畿大学, 医学部, 助教
研究期間 (年度) 2013
概要出芽酵母では、薬剤排出ポンプの発現制御を行う複数の転写因子が存在し、これらに突然変異が生じると多剤耐性形質が付与される。突然変異が生じる転写因子により、耐性を示す薬剤、依然として感受性を示す薬剤が異なる事実を発見し、これまでに薬剤のスクリーニング法に係る特許を出願した。本研究では、本特許価値をさらに高めるために、「転写因子-排出ポンプ-薬剤」の関係を詳細に解析した。ヒト用抗真菌剤を中心に解析を進めてその詳細を得ることに成功した。今後は、この研究成果に基づき、多剤耐性真菌に対しても有効な薬剤をスクリーニングできる方法として、製薬会社などに導入を働きかけることとする。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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