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無機材料を用いた放射線エリア検出器の開発とその放射線医療への応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 黒堀 利夫  金沢大学, 人間科学系, 教授
研究期間 (年度) 2013
概要ラジオフォトルミネッセンス(RPL)現象に基づく銀活性リン酸塩ガラスおよびフォトルミネッセンス(PL)現象に基づく光学ガラス上に蒸着したフッ化リチウム(LiF)薄膜を作製し,特許出願に基づくディスク型放射線検出器とその読取機を開発することを目標とした.各材料の特性を生かし数ミクロンの空間分解能の実現,2種類の検出器の併用で8桁に亘る広いダイナミックレンジの達成,さらに300°Cの温度まで退行しない線量分布イメージの再構築が達成できた.同時に,レーザーを用いた高速・高精細なイメージを取得可能な蛍光読取機を構築した.今後材料の透明性を活かした3次元イメージの実現と技術移転を含む産学共同での実用機開発の方向性が明確になった.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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