遺伝子発現動態を指標とした牛の肝機能障害診断・防除法の開発
  
  
  
 
  
  
   
    
    
    
    
      
        
      
      
        
          | 研究責任者 | 
          
          橋爪 一善  岩手大学, 農学部, 教授
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     | 研究期間 (年度) | 
     
      2013
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    | 概要 | 牛の肝臓及び末梢血白血球中の遺伝子発現を網羅的に検証し、肝機能を推定する指標遺伝子を同定すること、また、末梢血細胞の肝機能検証に適している細胞種を明らかにすることを目的とした。牛の栄養及びエネルギー代謝により変化し、両組織で発現変動が関連する遺伝子群をバイオインフォマテイックスにより抽出した。肝臓で栄養状態により変動する遺伝子は末梢血顆粒球で検出出来た。得られた結果から、肝機能の把握には顆粒球が適した細胞種であること、また、対象とする疾病や組織により末梢血球種が異なることを確認した。これらのことは、末梢血球中遺伝子発現の解析は疾病や代謝異常の診断を可能とすることを示している。
    
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