1. 前のページに戻る

希土類添加セラミックスナノ蛍光体の生産プロセスと表面機能化プロセスの連続化に関する研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 小西 智也  阿南工業高等専門学校, その他部局等, 特別研究准教授
研究期間 (年度) 2013
概要希土類添加セラミックスナノ蛍光体の大量合成と表面修飾処理を連続化して行う手法を開発し、生産プロセスへ向けた実用化の足がかりとした。表面修飾処理は、蛍光体に偽造防止用インクや蛍光バイオイメージングマーカー等への応用に必要な機能性を付与するために不可欠であるが、発光強度の著しい低下や粒径増大の要因となることも知られている。本研究開発では、反応場である溶液のpH・温度等を最適化することで粒子表面を改質しつつ、表面修飾分子との化学反応を効率化することにより、処理の連続性を損なわずに発光強度70%確保、粒径500±100nm以下を達成できた。今後、用途に応じた粒径の最適化を行うとともに、本プロセスをベースとした新たな機能性高分子の開発を軸に起業との連携を進め、実用化につなげていきたい。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst