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調光制御薄膜における選択反射波長機能の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 荻原 昭文  神戸市立工業高等専門学校, その他部局等, 教授
研究期間 (年度) 2013
概要太陽光中の熱として作用する赤外線を周囲温度によって自律的に弁別、遮断・透過させ自然エネルギーを直接有効利用可能な調光制御薄膜における選択反射波長機能の開発に取り組んだ。調光制御機能として重要な機能である室内に入射する太陽光の日射エネルギーの制御性能を70%以下に且つ、室外の景色が見える可視光の透過性能80%以上を達成するという数値目標を設定した。モノマーの種類及び添加量等の材料設計及び膜厚等のデバイス構造を検討して調光制御薄膜を作製した結果、調光性能として日射制御性能と可視光の透過性能の両立を達成した。今回の研究成果に基づき、省エネルギー化に重要となる太陽光輻射エネルギーの温度による制御性能のさらなる向上を図り、技術移転を目指す計画である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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