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機能性成分・GABAを強化した新規高付加価値トマト遺伝資源の探索

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 松倉 千昭  筑波大学, 生命環境系, 准教授
研究期間 (年度) 2013
概要本研究はトマトの野生種由来遺伝資源や突然変異誘発集団などのオープンリソースを有効活用して GABA 高含有トマト系統を開発すると共に、育種に利用可能な DNA マーカーを開発することを目的として実施した。具体的には (1) GABA 高含有野生種 S. pennellii 由来 IL 系統を活用した GABA 高含有系統の選抜とF2集団の作出および原因遺伝子座のラフマッピング、(2) TILLING 法によるトマト EMS 処理突然変異誘発集団からの GABA 代謝酵素遺伝子の変異体選抜 を行った。また、一部の変異系統について果実GABA 含量を評価し、GABA 高含有系統を獲得すると共に DNA マーカーの開発を行った。当該研究開発は概ね計画通り進めることができたと考えている。今後、(1) で作出した F2 集団を用いて GABA 高含有遺伝子座のファインマッピングを行うと共に、原因遺伝子の単離と育種マーカーの開発を進める。また、(2)で選抜した変異系統のGABA含量評価を継続し GABA 高含有系統の獲得を行う。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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