概要 | 慣性航法ではGPSによる水平位置データの取得を中心に考えてきたが,高さの情報を加えるために,製水晶共振器圧力センサーの低デューティ発振に関する開発を前年度行った.高さの情報の多重化が必要であるため,ピエゾ抵抗センサー(気圧・高度センサー)のアナログ回路部分の開発を行った.供試サンプルはゲージ圧センサーであったため,大気圧を中心として+側と負圧側の測定に用いるアナログアンプ部分の開発を行った.一般的なAD変換で位置情報が得られる.タイムベースの高周波化,安定性の改良のために,100MHzのSCカット水晶共振器によるタイムベースの安定性ならびに,低電流駆動回路を開発した.
|