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塩酸ガス簡易自動測定システム構築のための水晶振動子型ガスセンサーの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 松口 正信  愛媛大学, 理工学研究科(工学系), 准教授
研究期間 (年度) 2013
概要低コストで量産性の高いスプレーコーティング法を新たに提案し、ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)(以下、PNIPAM)ナノ微粒子膜を作製した。本研究では、PNIPAMナノ微粒子膜の最適作製条件を明らかにするとともに、PNIPAMナノ微粒子膜を塗布した水晶振動子の塩酸ガスセンサー特性を測定した。塗布量が少ない場合は微粒子膜が生成し、当初目標としていた100%可逆的な応答特性が得られた。しかし、塗布量が増加するにつれて微粒子が凝集した膜形態が同時に生成した結果、センサーの実用化の目標とした感度と回復率を同時に満たす特性は得られなかった。本研究の遂行によって今後解決すべき新たな技術的課題を明確にすることができた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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