シリコーン樹脂の三次元曲面加工によるプロジェクタ用マイクロレンズアレイ応用
研究責任者 |
西川 宏之 芝浦工業大学, 工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 申請者は、独自の陽子線描画技術により、シリコーン樹脂の三次元曲面加工により、本技術を映像機器の要である、高輝度な液晶プロジェクタ用のマイクロレンズ作製に適用し、低コスト化を図ることを目的として研究開発を行った。シリコーン樹脂に対する陽子線描画技術との特異な相互作用に立脚した反応のメカニズムを明らかにし、グレースケールによる制御性を利用してμmサイズのマイクロレンズアレイの試作を行った。その結果、目標としたレベルの加工が原理的に可能であることを検証することができた。以上により、家電映像技術や小型携帯端末などの情報機器によってもたらされる生活の豊かさを持続的に提供し続けることが可能となると考える。
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