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高品質長尺超伝導ケーブルの実現に向けた,超伝導膜接合技術の確立

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 舩木 修平  島根大学, 総合理工学研究科, 助教
研究期間 (年度) 2013
概要本研究では,送電ロスの無い超伝導ケーブルの長尺化を実現するために必要とされる,高品質な希土類(Rare Earth: RE)系銅酸化物高温超伝導(REBCO)線材の新規な接合技術を確立することを目標として,溶融水酸化物法によるREBCOエピタキシャル成長技術を用いた,簡易的なREBCO薄膜同士の接合を試みた.結果として,REBCO薄膜同士の接合には至らなかったが,溶融水酸化物法の溶剤(水酸化カリウム:KOH)に対する高品質REBCO薄膜の耐性について知見を得た.またそれらの知見から作製条件を見出し,実際に高品質REBCO薄膜を結晶成長の種膜として,高品質な液相エピタキシャル成長REBCO厚膜の作製に成功した. 今後,液相成長REBCO相の作製条件をさらに検討することで,接合の実現が期待できる.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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