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低消費電力プリント基板のための部品配置設計手法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 安永 守利  筑波大学, システム情報系, 教授
研究期間 (年度) 2013
概要バイパスコンデンサ(パスコン)はパソコンやスマートフォンの電源ノイズを低減し,誤動作を防ぐために不可欠な部品である.一方,そのプリント基板上の配置設計手法は未だに確立されていない.このため,消費電力と価格の増加を犠牲にしてまで,数百個ものパスコンが使用されている.本研究では,パスコンの配置問題に遺伝的アルゴリズムを適用することを提案した.従来手法に比べて,消費電力60%以下,電源ノイズ70%以下,パスコン数70%以下を目標とした.その結果,基本的なプリント基板構造モデルにおいて,いずれの目標も達成することができ,提案手法の基本的な見通しを得ることができた.今後は,さらに適用事例を増やし,提案手法の汎用性を示す予定である.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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