研究責任者 |
荒井 秀典 京都大学, 医学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 本研究の目的は、サルコペニアの予防・改善に対してレジスタンストレーニングとスピルリナの併用が有用であるかを検証することである。地域在住高齢者をレジスタンストレーニングと併用してスピルリナを摂取する介入群と、レジスタンストレーニングのみ実施するコントロール群に分類し3ヶ月間の介入を実施した。その結果、介入群で有意に体重増加およびバランス能力改善効果が得られたものの、メインアウトカムであった筋量増加効果は認められなかった。今後は、実施期間や頻度、それに参加者特性などを見直しながら、レジスタンストレーニングとスピルリナの併用効果について検証を行う必要がある。
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