多様な利用形態に柔軟に対応する自動伴奏リハビリ支援システムの開発
研究責任者 |
酒向 慎司 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 楽器の演奏は趣味として楽しむだけでなく、複雑な身体動作を伴うことから身体機能や脳機能のリハビリとしても期待できる。楽器演奏によるリハビリ支援で重要なポイントは、支援の度合いが人それぞれであり、利用者の要望や制約に柔軟に対処できることが重要となる。利用者を問わない楽器演奏によるリハビリ支援システムの構築を念頭に、楽器の違いに頑健なスペクトルテンプレートの自動適応手法の検討、テンポ推定精度の高度化を検討するほか、実際の演奏におけるテンポ推定誤りの影響などを調査した。また、計算量と性能の関係を調査するとともに、実時間処理に向けたアルゴリズムの改善を行った。
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