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革新的な潤滑特性を有する酸化グラフェングリースの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 木之下 博  岡山大学, 自然科学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2013
概要本研究では酸化グラフェンの優れた潤滑特性の適用範囲拡大を目指し,酸化グラフェンをグリース状にして,今まで実現できなかった無害で高面圧摺動でも適用できる高粘度潤滑材の開発を行った.摺動材料としては,ボール材料を超硬とし,基板はSUS304を用いた.この組み合わせは,酸化グラフェンを水に分散した分散水の時に高い摩擦性能を得たものである.グリースは金属セッケンでは無く,無害性を加味し食品に添加物から水の粘度を高める物質を選び配合した.その結果,酸化グラフェンの濃度などが摩擦係数に大きく影響することが明らかとなった.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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