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含硫アミノ酸に注目した新規ビフィズス菌増殖因子の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 吹谷 智  北海道大学, (連合)農学研究科(研究院), 助教
研究期間 (年度) 2013
概要本研究ではビフィズス菌の含硫アミノ酸代謝系の解明を目指した.6株のビフィズス菌を用い,含硫アミノ酸の代謝能力を調べた.その結果,メチオニン資化能力の強い株2株,弱い株4株に分類された.メチオニン資化能力が強いBifidobacterium longum 105-A株を対象に,メチオニン資化に重要なC-Sリアーゼの活性を解析した結果,本菌株は 2種類のC-Sリアーゼを持つことと,その1種であるシスタチオニンγ-リアーゼと考えられる酵素がメチオニンにより誘導されることが示唆された.これらの結果は,ビフィズス菌の含硫アミノ酸代謝系の解明に大きく貢献し,新規ビフィズス菌増殖因子の開発につながるものである.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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