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少子高齢化時代に向けた疾病予防のための高機能野菜の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 渡辺 文雄  鳥取大学, 農学部, 教授
研究期間 (年度) 2013
概要高齢者に多発するビタミンB12(B12)欠乏性神経障害が世界中で問題となっており、特に急速に超高齢化社会へ向かう我国においては、今後、深刻な社会問題となることが予想される。B12はビタミンの中で唯一植物性食品に含まれない特異なビタミンであるが、野菜を水耕栽培することで高齢者に吸収されやすい遊離型B12を強化する方法を開発した。B12は不安定な物質であるが、野菜に吸収されることで安定化され、収穫後の品質管理に特別な配慮は必要なく、通常の野菜と同様に取り扱うことができることを明らかにした。また、B12を強化することで他の栄養素含量に悪影響を及ぼすことなく、野菜の保存性が向上する傾向が観察された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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