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放射線を目視で検出するためのカラーフォーマーゲルの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 太刀川 達也  埼玉大学, 理工学研究科, 講師
研究期間 (年度) 2013
概要新しい臭素置換オルガノゲル化剤3種を合成することができた。それらの各有機溶媒に対するオルガノゲル化能を調査した結果、ヘキサン、酢酸エチル、ジメチルホルムアミド(DMF)などの種々の有機溶媒をゲル化することが確認できた。その新しいオルガノゲル化剤を用いて酢酸エチルを溶媒とし、2種類のフェノキサジン系カラーフォーマーを分散させたカラーフォーマーゲル線量計を創製し、そのγ線に対する発色能や経時安定性を評価した。その結果、10 Gyの放射線量を明瞭に目視で確認することができ、数Gyの放射線量を目視で確認できることが示唆された。また、作成されたカラーフォーマーゲル線量計は、-6 °Cの冷凍庫で安定に保存できることがわかった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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