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0.1秒で100°Cに自己昇温する瞬間発熱ナノ粒子の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 生津 資大  兵庫県立大学, 工学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2013
概要目標は,粉末射出成形や霧化加熱法を用いてナノ~サブミリサイズの発熱微粒子の製作技術を開発することである.まず,粉末射出成形でサブミリサイズのテトラポッド型多孔質Al粒子を作製し,それに発熱機能を付与することに成功した.次に,多孔質ナノ粒子製作装置を設計・開発し,ポリスチレンビーズとシリカゾルの混合ミストを用いて多孔質ナノ粒子の試作を行い,多孔質ナノ粒子の作製に成功した.条件を種々変化させ,様々な粒径,空隙率,空孔径の多孔質シリカナノ粒子を製作できた.溶融塩プラズマ電解法で作製したシリカ粒子の還元を試みた結果,酸素の比率が大幅に低下して還元効果を確認できた.達成度は80%程度である.今後は未到達の多孔質シリカナノ粒子の完全還元と,空隙へのTi堆積術の確立を目指す.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-07-16  

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