1. 前のページに戻る

放射線検出器用高感度ZnO紫外線センサーの研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 長田 洋  岩手大学, 工学部, 教授
研究期間 (年度) 2013
概要耐放射線能力が高いシンチレータを用いた放射線検出器を構築するための、高感度ZnO光導電型紫外線センサーを開発した。窒素をドーピングした高品質ZnO単結晶を用いて、電流感度、光電流/暗電流比、紫外線/可視光光電流比に関する目標をクリアできた。このセンサーは紫外線発光シンチレータと組み合わせることによりX線の検出に有効である。このシステムは構造が極めて簡単で、ZnOの耐放射線能力が高いことから、耐放射線性に優れた検出器ができると考えられる。今後、紫外線センサーの特性改善を図る一方、耐放射線能力の高いシンチレータとの組み合わせによる放射線検出器の実現に取り組んでいく。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst