研究責任者 |
若山 俊隆 埼玉医科大学, 保健医療学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 250nm~410nmの紫外領域でアクロマティックな縦電場発生装置を開発するため、合成石英ガラスを用いて軸対称波長板を設計し、開発評価までを行った。上述した波長領域でベクトルビームを生成する軸対称波長板の複屈折位相差が目標値の±10°以内に入る角度をシミュレーションから導出した。そして、信越石英(株)と夏目光学(株)に協力を受けながらこの角度を基に実際に素子の形状を設計、研磨加工に関する議論を進めて、特殊光学素子を開発した。開発された素子は接触式三次元測定装置とダブルパス干渉計から評価を行った。さらにイメージング・ポラリメータからベクトルビームの生成を確認した。縦電場スペクトルの発生までを目指したが、時間的・予算的な問題から確認までには至らなかった、今後、この部分を実験的に証明していく予定である。(達成度は80%)
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