小口ニーズに対応するマハタ、クエの戸別活魚輸送システムの構築
研究責任者 |
松原 孝博 愛媛大学, 社会連携推進機構, 教授
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | マハタ、クエの小口活魚輸送に必要な機材のデザインと機能について明らかにした。容器についてはハタ類の背鰭の棘が刺さらない工夫を施し、水漏れ防止、保温、作業の簡便性に優れていることを確認して試作品を製作した。同システムにより、実際のクール便での輸送試験を、マハタを用いて実施し、翌日到着時に元気よく生存していることを確認した。また、食味試験により、輸送したマハタの品質の高さが確認された。商業的実用化を果たすためには、実際の販売用輸送を実証試験として実施しつつ、機材の改良を進める必要があるが、本事業では次のステージに向けた十分な成果が得られた。
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